まるで昭和時代のような古い体質の会社に嫌気が差していませんか?
長時間労働、根性論、上司の機嫌を取るだけの仕事…。
昭和体制の会社に疲れ果てると、「辞めたい」「ここから抜け出したい」という気持ちでいっぱいになりますよね。
この記事では、昭和な会社の嫌な点と退職までにやり過ごす方法、円滑に退職するためのコツを具体的に解説します。
かつて古い体制の会社で働いていた私自身が、退職までにやらかした失敗エピソードについても紹介しています。
昭和な会社を辞めようと考えている人は、私と同じミスを繰り返すことなく、スムーズに退職できるようぜひ最後まで読んでみてください。
昭和な会社を辞めたい!今すぐ退職するべき会社の状況と対処法
今すぐ退職するべき会社の状況は以下の3つです。
- 根性論や精神論の重視で心が限界
- 過剰な飲み会文化で幹事ばかりやらされる
- 嫌いな上司のご機嫌を取る仕事にうんざりしている
それぞれについて、対処法も合わせて詳しく解説します。
あなたの状況に当てはまる部分をチェックしてみてください。
根性論や精神論の重視で心が限界
「やる気があれば何でもできる」「気合が足りない」といった精神論が未だに根強い職場で、心が限界を迎えていませんか?
残業する人がえらい、睡眠不足でもやっていけるといった環境にずっといると、あなたの身体だけではなく心がボロボロになってしまいます。
対処法として、上司に無理な要求を断るスキルを身につけることも大切です。
しかし、根性論を振りかざすような上司はそもそも要求を聞いてくれませんよね。
そのため、限界を感じたらあなたの心身を守るために退職を検討しましょう。
過剰な飲み会文化で幹事ばかりやらされる
「また飲み会の幹事を頼むよ」そんな言葉に、うんざりしていませんか?
昭和的な職場では、飲み会が業務の延長線上にあり、参加が半ば強制されるケースも多いです。
さらに、幹事の負担ばかり押し付けられると、お店を調べる時間、予約する時間ばかり取られ、イライラもつのりますよね。
このような文化から抜け出すには、勇気を持って断る練習をしたり、飲み会にはいかないスタンスを貫いたりする必要があります。
飲み会を断ることで上司から嫌がらせを受ける場合もあるので、会社を辞めない限り状況の改善は難しいでしょう。
嫌いな上司の機嫌を取る仕事にうんざりしている
嫌いな上司の機嫌を損ねないよう、一生懸命ごまをする毎日に疲れていませんか?
私は以前働いていた会社で毎日毎日上司におもしろくないいじりをされていました。
いじりを嫌と言えず、上司の機嫌を保つことばかり考えてヘラヘラ笑っては自分の心を殺していました。
特に昭和的な職場では、部下が上司に尽くすことを美徳とする風潮があります。
解決策として、上司の機嫌と仕事は関係ないと割り切り、ごまをするのではなく仕事で結果を出す方法があります。
しかし、古い体質の会社では上司の機嫌を損ねるとキャリアに響く場合も。
辞めることでしか、嫌な上司から逃れる方法はありません。
昭和な会社は辞めにくい!古い体質だからこそ抑えておきたい退職のコツ
古い体質の会社は、辞めるときも不当に引き止められたり、嫌がらせをされたりする場合があります。
昭和な会社を退職するときのコツは以下の3つです。
- 退職を伝えるタイミングは「早すぎるくらい」がちょうどいい
- 不満は言わせない!引き継ぎを完璧にする3つのステップ
- 古い体質でも納得してもらえる退職理由3選
それぞれについて詳しく解説します。
円満な退職をしたい人はぜひ参考にしてみてください。
退職を伝えるタイミングは「早すぎるくらい」がちょうどいい
退職を伝えるタイミングは非常に重要です。
特に昭和的な会社では、既定の2週間前に伝えると、あれこれケチをつけられて辞められないなんて状況になることも。
規定の2週間前ではなく、半年から1年前に申し出ることで、会社側の負担を軽減し、円満に進めやすくなります。
退職することを決めたら、いち早く上司に伝えましょう。
不満は言わせない!引き継ぎを完璧にする3つのステップ
引き継ぎを十分にしていないと、文句を言われ退職できない場合があります。
引き継ぎを完璧にするには以下の3ステップが重要です。
- 引き継ぎリストを作成する
業務内容をリスト化し、次の担当者がスムーズに引き継げるように準備します。 - マニュアルを整備する
業務の手順を詳細に記載し、後任者が困らないようにしましょう。 - 丁寧に引き継ぎを行う
後任者に直接引き継ぎを行い、不明点を解消します。
完璧な引き継ぎをすることで、上司から文句を言われることは減るでしょう。
古い体質でも納得してもらえる退職理由3選
古い体質の会社の場合、退職理由は文句を言えないものにしましょう。
具体的には、以下の3つのどれかを選んで伝えるとすんなり退職できます。
- 家庭の事情
家族の介護や子育てを優先するため、と伝えると理解されやすいです。 - 健康上の理由
健康を理由にする場合、退職後は療養に専念することを伝えましょう。 - 配偶者の転勤や移住の予定
転勤や移住といった家族の事情に伴う退職は、会社が引き止めるのも難しく、円滑に進めやすい理由です。
自分自身のスキルアップ、違う分野に挑戦したいなどの前向きな理由ではなく、「どうしても辞めなければならない」状況を伝えることで、上司は納得せざるを得ないでしょう。
古い体制の会社を退職する際に失敗した体験談3つ
私は古い体制の会社を退職する際に、失敗したエピソードが以下の3つあります。
- 最終日を有給消化にしたら社長の逆鱗に触れ、退職日を1日早められた
- 退職を早めに伝えたら嫌味の嵐!長すぎた「お別れ期間」
- 退職前の油断が命取り…辞める5日前の重大なミス
それぞれについて詳しく紹介します。
私と同じミスを繰り返さないように失敗例をぜひ読んでみてください。
最終日を有給消化にしたら社長の逆鱗に触れ、退職日を1日早められた
私は3月31日に退職予定で、有休は5日ほど余っていたため、最終日は有給消化にしていました。
3月29日に社長にあいさつにいき、
明日(3月30日)で最後の出勤となりますがありがとうございました。
と伝えたところ、社長が「31日までいないとはどういうことだ!」と激怒。
有休消化にしていることがわかると、
「3月31日はうちの社員ではない。社会保険などは払わない!自分で市役所に行け」
と言われ、たった1日のために市役所に行き社会保険を払うはめに。
もう関わりたくない一心で言われるがままにしましたが、有休は正当な権利であり、不当な扱いをされたと今になって思います。
退職を早めに伝えたら嫌味の嵐!長すぎた「お別れ期間」
会社の就業規則では、退職は3ヶ月前に伝えればいいことになっていました。
私は200名近くの顧客の引き継ぎもあること、早ければ早いほど文句が言われなさそうなことを考慮して1年前に上司に退職を伝えました。
その結果、辞めるまでの1年間数々の嫌味を言われるハメに…
- どうせ辞めるんだからもうやる気ないんでしょ
- 俺だって遠くから通ってるんだから結婚して引っ越したって2時間かけて通えば?
- 散々育ててきたのにもう辞めるのか
こんなに嫌味を言われるくらいなら、退職代行を使って嫌味を言われる間もなく職場から消えた方がよかったと思いました。
退職前の油断が命取り…辞める5日前の重大なミス
古い体質の会社を辞めれることが嬉しくて嬉しくて、最後の1ヶ月は毎日「あと20日」「あと10日」と指折り数えていました。
あのときの私は完全に浮き足立っていたのでしょう。
辞める5日前、インシデントを起こし、社長に怒鳴られる羽目に。
その後の4日間は生きた心地がしませんでした…
ツラすぎる環境から抜け出せるのが嬉しすぎて、気が緩んでいたからこそ起きたミス。
1年も前に退職を決めたからこそ起きたことだと思っています。
「今日辞める」「明日辞める」と突然決めて退職代行を使っていたなら、こんなことにはならなかったでしょう。
古い体質の会社は辞めにくいから退職代行サービスの活用がベスト
古い体質の会社を辞めるときのポイントについてお伝えしましたが、正直どれだけこちらが気を遣っても
- 文句を言われる
- 嫌がらせをされる
- 不当な扱いを受ける
など、退職までの期間も嫌な思いをすることが多いです。
ただでさえストレスの多い毎日なのに、退職を決めてもなお心身が削られていくなんておかしいですよね。
退職を早めに伝えて嫌な思いをするくらいなら、退職代行を使って突然辞めるのがベスト。
あなたが辞めたいと思ったらもう嫌な会社に行くことなく、即日で辞められます。
大切なあなたの心と身体を守るために、古い体質の会社から今すぐ抜け出しましょう。